日常生活の範囲ではどのようなアフターケアが必要になるのか
真性包茎の治療を成功に終わらせるためには、手術後のアフターケアも非常に重要です。基本的には治療や手術を担当した医師の指導にしたがって陰茎のケアに努めれば良いですが、気をつけなければならない点はたくさんあります。
真性包茎の治療の場合、日常生活においてアフターケアが必要となる期間は手術を受けてから1ヶ月程度です。この期間内は陰茎を濡らしたり、刺激を与えないように注意しなければなりません。シャワーは手術後から浴びても問題はありませんが、全身を浴びることができるのは4~7日後で、それまでは陰茎の部分を濡らさないよう注意が必要です。
入浴しても問題がなくなるのは手術から2週間が経過した頃で、それまでは身体を洗いたいときはシャワーで済ませます。
飲食物の摂取については、真性包茎の手術から1週間程度はアルコールや刺激の強いものは控えるべきです。運動は、軽いものであれば手術から3日程度で可能になりますが、強めの運動は術後1週間が経つまでは控えます。仕事に関する制限は特にありませんが、動きの激しいものは1週間程度は避けたほうが良いでしょう。
性行為が可能になるのはいつからになるのか
真性包茎の手術を受ける人の多くにとって、性行為が可能になる時期は大変に気になるところですが、これは選んだ術法が切開を伴うものかどうかで異なります。
切開を伴う真性包茎手術を選択した場合は、術後にガーゼや包帯で陰茎が保護されることや、陰茎がヒリヒリとした状態になったり勃起時に痛みが生じる場合があることなどから、3~4週間程度経過するまでは性行為をせずに様子を見る必要があります。縫合した糸の抜糸を行う時期、もしくは糸が自然になくなる時期が手術から3週間が経つ頃なので、これが再開の目安となるでしょう。
一方、切開を伴わない、所謂切らない真性包茎手術を選択した場合はダウンタイムが短くてすむ分、性行為をしても良くなる時期がはやくなります。術後の陰茎の状態次第では、手術後数日で性行為が可能な状態に戻ります。
上記は、相手と性交をする場合でもマスターベーションの場合でも一緒です。ただし、清潔な状態に保たないと回復が遅れて、性行為が可能になる時期も先送りになってしまうので、アフターケアはしっかりと取り組みましょう。
まとめ
真性包茎の手術をうけた後にアフターケアが必要となる期間は、切開を伴う術法を選んだかどうかで異なりますが、どのような方法を選んだとしても最低でも1ヶ月間はケアに努める必要があるといえるでしょう。
術後のケアは性行為だけに限らず、入浴・シャワーや運動、仕事、飲食物の摂取など様々な部分におよびます。それぞれで細かな注意点がありますが、陰茎に刺激を与えたり濡らしたりしないように気をつけるという点では共通しているので、この点だけはブレないようにしてケアをしていきましょう。
コメントを残す